招詞
神よ、あなたは、私のいのちを死から、まことに私の足を、つまずきから、救い出してくださいました。それは、私が、いのちの光のうちに、神の御前を歩むためでした。 詩篇56篇13節
聖書箇所
神よ、あなたは、私のいのちを死から、まことに私の足を、つまずきから、救い出してくださいました。それは、私が、いのちの光のうちに、神の御前を歩むためでした。 詩篇56篇13節
聖書箇所
エペソへの手紙4章11~15節
説教言(こと)ローグ/235 詩篇の中の「呼びかけ」
詩篇には2つの<呼びかけ>があります。つまり、①神に向かって呼びかけるもの、②人/自分に向かって呼びかけるものです。
①詩篇の多くは神に向かって呼びかけられています。嘆きの詩篇は特にそうです。嘆きが人に向かってではなく、神に向かって訴えられています。私たちの多くが、神に向かってではなく、人に向かって訴えることが多いことかを思えば、詩篇はその点ですばらしいと思います。なぜなら、すべての解決は神にあるからです。
②そして、自分に向かって呼びかける詩篇があります。数として多くはありませんが、「わがたましいよ」と呼びかけます。42篇、43篇、103篇等がそうです。そこでは、絶望している自分に、また、豊かな恵みを注いでくだった神を決して忘れることがないようにと、自分に語りかけます。なぜなら、信仰者といえども、霊的なスランプに陥ることがあるからです。霊的なスランプの克服法はあるるのでしょうか?
次回、考えます。(続く) (銘形「詩篇瞑想の手引き」より一部引用)