2018年4月29日日曜日

2018年04月29日 第5主日礼拝 宣教の恵み

招詞
恐れのある日に、私は、あなたに信頼します。神にあって、私はみことばを、ほめたたえます。私は神に信頼し、何も恐れません。                    詩篇56篇3~4節

聖書箇所
ローマ人への手紙1章1~8節

説教
宣教の恵み 田口孝子師
MP3音声ファイル

言(こと)ローグ/234 驚きと感動 

 あなたの指のわざである天を見、あなたが整えられた月や星を見ますのに、 人とは、何者なのでしょう。あなたがこれを心に留められるとは。               詩篇8篇3~4節
 
 詩篇を深読みしていくなかで、ある種の<驚き>を感じることはとても重要なことだと思います。<驚き>は魂の感動であり、いのちそのものだからです。詩篇には、神と人との豊かな交わりのいのちが記されています。そこに感動を感じることなしに、詩篇の瞑想を続けていくことはできません。<驚きと感動>は聖霊が神を尋ね求める者に必ず与えてくださるプレゼントです。
 詩篇には、神と人との交わりの神秘が隠されています。私たちが詩篇を深読みするその目的は、その<驚きと感動>を追体験するためです。そしてより深い、神との交わりへと導かれるのです。<驚き>はさらに神を求めさせます。<感動>だけが自分の心を満たし、その感動は多くの人にも分かち合われるものとなります。
                        (銘形「詩篇瞑想の手引き」より一部引用)