2018年1月28日日曜日

2018年01月28日 第4主日礼拝 神に選ばれた者の幸い

招詞
【主】に感謝して、御名を呼び求めよ。そのみわざを国々の民の中に知らせよ。 主に歌え。主にほめ歌を歌え。そのすべての奇しいみわざに思いを潜めよ。          詩篇105節1~2節

聖書箇所
詩篇 65篇1~5節

説教
神に選ばれた者の幸い 田口勇新牧師
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言(こと)ローグ/223 水と油   マイム・ダーシェン

「あなたの通られた跡には、あぶら(豊かさ)がしたたっています」      詩篇65篇11節

 神に信頼をおく者は、「良いもので満ち足りる」。その幸いを一つの絵にしたとしたら、こんな感じになるのではというのが、詩篇65篇後半の部分(9~13節)です。そこには自然界における神の恵みの無尽蔵な豊かさが、「水(川)」によってもたらされることが描かれています。神の訪れは、いのちの水が注がれることを通して表わされます。その水は雨となり、堅くなった地を柔らかくします。また山に降った雨は地にしみ込み、川となって流れます。荒野は豊かな牧草地となり、もろもろの谷は豊かな穀物をもたらします。羊も人も共に喜び叫びます。ダビデはそれを「あなたの通られた跡には、あぶら(豊かさ)がしたたっています」(11節)と表現しました。「あぶら」とは「喜びの油」、つまり「満ち足りた喜び」のことでしょう。それが「したたっている」のです。ダビデの喜びを私の喜びにしたいものですね。    (銘形「詩篇の瞑想」より引用)